A.一概には言えません。

まつ毛エクステの場合、アレルギーの反応があるとすれば、

グルー(接着剤)に含まれる物質が揮発する際に起こります。

特に化学物質に対するアレルギーがある方は、避けた方がよいと思います。

また、涙が出やすい方も、涙の水分とグルーが反応し合い、化学物質が多く出ますので、

相性はあまりよくないです。

涙をふき取りながらの施術をするなど、工夫をすれば大きな問題にはならない場合もあります。

その他

化学物質以外に対して、例えば花粉など多くのアレルギーがある方で、

まつ毛エクステはつけられるという方もいれば、

殆どアレルギーはないという方でまつ毛エクステはできない、

という方もいらっしゃいます。

そのため、少ない本数から試してみるという方が多いです。

そしてこの時、大切なのは、グルーの種類。

さらに硬化速度になります。

グルーはシアノアクリレートが主成分になりますが、

全てが同じではありません。

心配な方には、アクアマリンで下まつ毛をつける際に使用している

ブチルシアノアクリレートをお勧めしています。

硬化速度は一般的に遅くなりますが、刺激が少ないのが特徴です。

当店では中身がはっきりしている国産のものを使用しています。

刺激が少なく臭いもないため、下まつ毛をつける際にも、不快感が殆どないのがメリットです。

その分デメリットもあります。

グルーが固まるまで遅いということはその固まるまでの間はまつ毛がずれたりはずれやすく、なります。

当店ではブチルシアノアクリレートの中でも

固まるまでの速さが真ん中あたりの5~6時間のものを使用しています。

それを乾かすためにも、また何かあった時にすぐ対応できるように、

心配がある方ほど、午前中のお施術をお勧めします。

上まつ毛に使っているエチルアクリレート

は、刺激はありますが、その分一般的に速く硬化します。

そのため、揮発しながら刺激物質が飛んでいる時間が短くなるというメリットがあります。

このエチルアクリレート、速いと言っても粘度の高いものは5~6時間はかかります。

あまり経験がないアイリストでもつけやすいのですが、

何せ強い刺激が5~6時間も出続けるので、アレルギーがない方でも、

目がごろごろしたりします。

アクアマリンでは硬化時間が1時間の粘度の低いものを使っています。

乾いてしまえば揮発物質もないので、

アレルギーがある方でも、こちらの方が調子がいいという方もいらっしゃいます。

じゃぁ一体どっちがいいの？となりますね。

心配な方は、ブチルアクリレートでつけてください。

速く乾くものが合えばそちらの方がいいという方には、

5本だけつけるパッチテストをご用意しています。

5本だけつけて最低24時間、できれば2~3日様子を見て

大丈夫そうであれば、つけてみましょう。

特に、ハレの日のための初めてのまつエクの場合は、10日～1週間前にパッチテストを済ませましょう！

2019.07